中目黒にある三宝亭さんにランチをしに行きました。
新潟の有名店なんですね。 http://sanpou-g.co.jp/tokyolab/ 酸辣湯麵と、麻婆麵が自慢のこちらのお店。昨年暮れにオープンしたようですが、早くも評価が高いようです。 今日は2時ころに行きましたが、5人ほど並んでいます。 辛さの弱い方を尋ねると、麻婆の方が若干辛くないとの返事。そちらをオーダー。ものの数分で運ばれてきました。 うん、美味しい!はっきり言って、辛さはそこまでありません。麵と絡んで程よい感じ。友達が頼んだ酸辣湯麺の方も味見しましたが山椒の辛さがすごい!麻婆でよかった。 ![]() お店の内装もお金がかかっていて、古い鉄の様な仕上げは某前職で飲食店を作った時によくみたものでした。そういえば名前を知らない。 東京カレンダーに記事が挙がっていて、もう少しすると並ぶのかなぁ、なんてぼんやり思いました。その後はカフェを求めてしばらく駅周りをぐるぐる。たまにこじゃれたカフェがあっても、若い女性でいっぱい。あの時間帯は難しいですね。 たまには時間をかけてランチだけ、てのもいいですね。 |
鎌倉を散歩してきました。
久しぶりの鎌倉は、変な天気のおかげかどことなく人の出も控えめに感じました。 http://tabelog.com/kanagawa/A1404/A140402/14029116/ まず、お食事には懐石の日和さん。ご主人と奥様?の優しい接客と丁寧な食事が美味しいお店。コースで3000円からで、決して安くはないですが、中々きちんとした和食のものをいただく機会は多くありませんので、とてもおすすめです。お出汁がとても美味しくて、どんどん箸が進みます。 次は、駅周辺を散歩しながら、サダハルアオキで修行された方が昨年立ち上げたグランディールアンサンブルへ。 http://tabelog.com/kanagawa/A1404/A140402/14061044/ イベントのデザートを手配するのに、こちらのパティシエと知りあうことができました。会場でも好評で、この日ようやくあいさつを兼ねて立ち寄ることができました。人柄のよいパティシエが、こちらも奥様かな?と切り盛りしてらっしゃいます。お店はこじんまりとしていて雰囲気のある感じ。エリア的に多くの人の目に留まる場所ではありませんが、大通りに面しています。そして、わずかな滞在時間でしたが、何人ものお客さんが既に常連さんなのか、入店するや否やぱっぱっとオーダーをして、さっと出ていく、そんな光景がありました。 個人的には、見た目に美しいケーキ類はもちろんなのですが、焼き菓子が本当に美味しいんです。なかなか、定番の洋菓子のお美味しさにびっくりすることって無いですよ。少し小粒ですが、丁寧に作られていることが伝わってくるのです。 だんだんと雲行きが怪しくなってきたため、早めに退散しましたが、たまには良いですね、鎌倉散歩。食べてばかりでしたが。 |
映画、ブラックスキャンダルを見てきました。
いやぁ、ジョニー・デップが誰だかわからないくらい怖い(笑) アメリカで実在した事件を基にした映画。カンバーバッチ他、豪華キャストです。勘所には、ケヴィン・ベーコン、ジェシー・プレモンス、ダコタ・ジョンソンなどがいい味を出します。 ネタバレにならない様に書きますが、もう少し映画的な展開にしてくれてもよかったのでは、と思うところがちらほら。マフィア映画の魅力は、「ワルなんだけど、皆から好かれる」という一本筋の通ったドンを中心にしたファミリーの哲学が魅力に映るわけでしょう?そこがとても弱い。 序盤に息子に語る場面が一度だけ挿入されている。それ以外には(確か)無いと思うので、私はとても重要な場面だと思ったのだが、ちょっと肩透かしをくらう。この辺からバルジャーの小物臭というか、違和感を感じました。こ この話のキモは、兄弟を含む幼馴染が、マフィア・政治家・FBIとして手を組んでしまう「スキャンダル」がポイントなわけです。ですから、このあり得ない話があり得てしまったところにノンフィクションとしての力強さがあるわけで、一人ひとりの「大物感」というものについては描こうにも、もう一つだったのかな、と。 ただ、実際に10年以上も逃げ続けた本物のバルジャーは、とても大物だったのかもしれませんが、、。 それにしても、FBIが裏でマフィアとつながることはともかく、どんどん政治家として成功していく弟の実の兄がマフィアであることの危うさとか、苦悩をもう少し触れられなかったかと不満に思う。あるべきドラマがもう少しほしかった。 奥さんはとある事件後に画面に出てこなくなるのですが、深読みする視聴者からすればバルジャーのことだから○したんだろうと思いはするのですが、それでもやはりそういうにおわせる場面はあるべきだと思うし、きっとあったはずだけれど時間の関係でカットしているのかなぁ、と。そんな端折り方をしている様に思える場面がありました。 一点不思議なのは、原題が『Black Mass』なのに対し、邦題は『ブラックスキャンダル』なんですよね。英語が苦手な日本人向けにmassじゃわからん、じゃぁ変えよ、となったかどうか知りませんが、ちょっとあんまりだよなぁ。スキャンダルはそのまま醜聞とか、その事件のことを指すわけですが、Black Massとなると、「黒い集団」とかいう意味になり、恐らく主役三人が織りなす人間関係のことなんでないかな、と思うのです(個人的には「黒い奴ら」みたいなのがよかった)。同じ「ブラック」を使うのであれば、もう少し気を使ってほしいです。 全体としては、豪華キャスト陣が貫録のある演技を見せ、特に控えめに出てくるカンバーバッチはとても存在感があってよかった。まぁ、主役を喰いそうな個性があるので控えめでちょうどよい(笑) 気になったところを遠慮なく書いてしまいましたが、とても好きな映画です。ぜひおすすめします。 |