FC2ブログ
ケニー・ドリュー
 本日はピアノトリオについて。

 大学時代、先輩から一枚のCDを紹介してもらい、そのときはそこまで反応しなかったのだけれど、後々ものすごくハマってしまったケニー・ドリューのダーク・ビューティ。黒人女性の凛凛しい表情がとても印象的。

 

 このCDによって、私の一番好きなベーシストであるニールス・ペデルセンに出会うこともできました。このケニー・ドリューにとってペデルセンはまさに相棒で、トリオも、デュオにおいても、非常に密接な関わりを持ってきました。クラシックの勉強から入り、正統派テクニックを手にいれてジャズに入ったペデルセンは、いうまでもなく非常に音程がよい。とある友人は、アンプにすぐにつないでしまうから嫌だ、ということを言っていたが、まぁ、確かにそうなんだけれども、やっぱりすげぇ!としかいい様がないんですね。速弾きであっても中々崩れない音程、リズム。このCDで言うところのマイルスのカヴァー、「オール・ブルース」などに見られる強烈なグルーヴ感。二曲目のアルコの曲がどうしても馴染めないのだけれど、それ以外は個人的に全て好きである。

 ダーク・ビューティを聴くまではアンサンブルの性能というものを過小評価していた私は、クラシックにおいても室内楽は後回しにしてきたのだけれど、ピアノトリオはピアノが主導、という不文律を崩してベース、ドラムに平等に力点を置いたまさにせめぎあう中に生まれる一体感は、シンプル且つ濃密。たった三人でこんな世界が組み立つのか、と目からウロコが落ちた覚えがあります。 


 かくして私のジャズライフ・ピアノトリオライフ、はまさにこの一枚から始まったのでした。ケニー・ドリューの傑作というと、とりあえず「ケニー・ドリュー・トリオ」を挙げる評論家の多いこと。もちろん、ユ○ヴァーサルだからです。
 

 しかしこの時代のリイシューは、フクザツで嫌になります。いいよ、って誰かに薦めても、曲数が微妙に少なかったりして、なんだそりゃな感じになります。


 人気ブログランキング【ブログの殿堂】
 


スポンサーサイト



テーマ:みんなに知ってもらいたい - ジャンル:日記

【2008/06/08 01:09】 | 音楽 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
<<マスコミに紹介される芸術 | ホーム | オクソーの計量カップ。>>
コメント
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
http://kogumamonolog.blog107.fc2.com/tb.php/83-d01a22dc
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |