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千人の交響曲
 エリアフ・インバルがついに都響(東京都交響楽団)の主席指揮者に就任する。すでに永い付き合いがあるわけだけれど、ガリー・ベルティーニの死去は大きなオーケストラにとってもインバルにとっても大きな転機であったに違いない。

 どちらも「希代のマーラー指揮者」としての名声を確立ししのぎを削っていた(と思う)。ベルティー二の私にとっての最後のマーラーは、みなとみらいホールでの第九番でした。初めての生で聴く九番。そして結果的にベルティーニが聴けた最後の演奏。また非常に個人的なこととしては、大病をしてから、普段はさほどクラシックを聴かないのになぜかマーラーに目覚めた父を、いつかこのチクルスに誘おうと思ってありがちな照れ臭い親子の間を無視してようやく話をつけた時にはこの九番になってしまっていた。九番は死のイメージがとりわけ強く、勢い良く誘ったものの、曲が曲だということに気が付いたがもう遅かった。
 この演奏にはいたく感動したようで、楽器のことや色々な質問を受けて、興味が沸いた様子でよかった。あ、今も父は健在です。

 強烈に思い出のこびりついた都響のマーラーに、今度は決してベルティーニと意見が交わらなかったというインバルが挑む。
 そして、その就任披露演奏に選んだのは八番「千人の交響曲」。もうこれだけでぞくぞくしてくる。しかも四月の28日、29日、30日と三連続公演。その規模の大きさから、難度が高く演奏機会の少ないこの八番を、インバル/都響ここにあり!と日本中の人に聴き溜めさせんとばかりのプログラムだ。通常出演者が同じで同一演目を、同じ地域で聴けてしまうのは非常にまれでありましょう。私の知り合いも全部行くと豪語しています。チケットとれたのかな^^

 http://www.tmso.or.jp/j/concert_ticket/detail/index.php?id=3179

 私の行く29日火曜(祝日)の公演はチェックした限り売り切れの様子。良い席は発売直後になくなっていたので、相当の人気を伺わせる。今年のベストコンサートに間違いなく一つはカウントされるのではないでしょうか。非常に待ち遠しい限りであります。。
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テーマ:クラシック - ジャンル:音楽

【2008/02/12 01:16】 | 音楽 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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