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来日ラッシュ
 モットーが中途半端というだけあってか、さっそく更新が途絶えた我がブログ。アランを引き合いに出して大風呂敷を広げたことの恥もいざ知らず。恐る恐るカウンターを見てみると、毎日数人の方が(まぁ偶然でしょうけど)訪れてくださっている。意を新たに頑張ります。

 先日、コンサートに行って参りました。ひとつはクリスティアン・ツィメルマンとギドン・クレーメルのデュオ、今ひとつはドレスデン国立歌劇場のオペラ。どちらもミーハーととられかねない程超・有名ですね。

 今日はまず前者の感想から。このコンビは、言うまでもなくヨーロッパツアーにおいて絶賛を博し、単に客寄せにビッグネームが並んだだけではないことは知っていました。が片や厳格な演奏活動で知られるツィメルマンと、型破りな芸風のクレーメル、どんな演奏になるんだろうと変な話だけれど心配すらしていたのです。水と油の様なイメージ。

 実際の演奏に触れると、そんな心配はどこかに消え、ただただ惹きこまれました、、。息がぴったり、といいたいところが微妙にそうではない。クレーメルは飛び出して行きそうだけれどツィメルマンは飛び出しては行こうとしない。二人で押し問答をしているようだった。
 前半のブラームスは、とてもクラシカルな演奏だったと思う。三番のラストは、息を飲むアッチェレランド。少し速過ぎた気もするけれど、とても自然に持って行った。この二番、三番の二曲は、もう一度聴いてみたいです。自分の咀嚼力の低い耳が恨めしい、、。

 後半のフランクのソナタは、もちろん期待していたけれども、とても個性的な演奏でした。いわゆるフランクらしい、ロマンチックな色気はどこにもなかった。CDで聴くよりもはるかに繊細なクレーメルの、弾けてしまいそうな弦。前半から気になっていた、ダブルストップの時(もしくは音程差のある移弦に見えた)に音が消えノイズが何度も出ること。後半になっても特に改善されなかったところを見ると、あれはトラブルでもノイズでもなんでもないのかもしれない。あの張り詰めたぎりぎりの音を出すために、必要悪となったものだったとも今になっては思います。


 アンコールのラグ・ギドン・タイムが素敵でした。現代作曲家カンツェーリがクレーメルにプレゼンとしたとか。ワルツが始まりそうで始まらない、もしくはワルツから音を抜き取った残りのような、とにかく演奏するなら心臓が止まりそうなコワい曲。飛び石を飛ぶように音と音の間が空いているのです。息合わせるの大変だろうなぁ。曲間には親の仇のように咳払いをする咳払い大好き日本人も、この曲の持つ緊張感にいやでも引き込まれます。音なさ過ぎて、どんな小さな咳も出来ない!とばかりに。音の余韻と、無音の音楽を堪能できる曲でした。

 最近は仕事が多くてなかなかコンサートこれませんでしたが、やっぱり、生ですねぇ。
 次回はなるべく空けずにオペラ報告します(笑)


 
ラグ・ギドン・タイム収録のCD

 
新定番と呼び声高いツィメルマンのラフマニノフ




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テーマ:雑記 - ジャンル:日記

【2007/12/09 23:50】 | 音楽 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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