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日本の企業と外資系の考え方の違い③
寝正月にぼうっと思いを巡らせていたら、いろいろ思い出すものです(笑)

もういくつか重要なことを。
内資でも外資でも、基本的に中途採用はできる仕事、やってきた仕事との関連が非常に重要です。どちらもそこは違いがありません。ただし、前回のエントリーで触れた様に転職理由などは大きく反応が異なります。

①これは外資に関することですが、これまでの経験がぴたっとはまっていれば、面接に進むことはそこまで難しくありません。なので、求人要項を熟読し選別すれば、「通過確率」は高めることができます。内資では人事の意向が強く反映される印象ですが、外資では複数の人、すなわち人事・同僚・上司・役員など複数の目で「一緒に働きたいか」が確認される傾向があります(内資ではHRでアウトだと、そもそも次がない)。経歴さえはまっていれば、人事の評価がそこまで高くなくても、ほかの人の目に触れる機会を作り、そこで評価が出れば内定につながります。ここは似ている様でいて内実大きな差があるところです。

とある内資の中堅ゲーム開発会社の面接に臨んだ際は、上記に書いたことを避けようとしているのか、面白い面接の流れでした。
本部長→同じ部署の人→人事 と、内資の通常の面接の流れと逆になっていました。この会社では採用フローについて本部長が最高ランクのため、通常人事権があるのは本部長です。しかし、本部長面接に通過したからといって、そのあとの面接で落ちることもありうるわけです。

②もう一つ、外資の場合は給与やランクについては、最初に決定した給与が基準となり、入社後に大きく上昇させることが難しいという点があります。つまり、入社前に交渉を重ねて給与を上げてもらえる様に時間をかける必要があります。通常人事予算に合致するか否かがハードルとして存在するはずなので、その上限までは上げてもらえる余地があるということになります。転職エージェントを使う場合、その会社とのパイプ(採用実績が豊富)が太いと、当初想定給与から何%上積みできるか経験則があるので大いに活用すべきです
 注意点としては、採用する会社は給与の何割かを「採用成功報酬」としてエージェント側へ支払うため、パイプを持つエージェントであっても正確な上限を都度都度、把握しているわけでは無いと思います。
 
 ここは内資と大きく違うところで、日本企業だと給与交渉自体がタブーの場合もあります。その代わり「後の」昇進や進路まで含めて判断されて採用されていくため当初は抑えた条件になることが多い様に思います。一般的に聞く「転職すると給与が下がる」というのは、この影響であり、主に内資企業ではないかと私は思います。
 外資では「求める役割」が非常に明確なため、責任者の採用にあっては同様に、「責任者としてふさわしい経験」を始めから持っている人を「外から」入れよう、と考えます。
 つまり、いくら頑張って長年会社に尽くしていても、形式的なお飾り昇進の様なものが無いため、数年にわたる評価において昇進・後任候補として名前が挙がっていなければ下手をすると万年ヒラということが普通にあり得ます。もちろん、外資的な発想をするならば、「嫌なら辞めればいい」となります。


最後に、転職をするということはそれまで培った退職金を捨てるという表現をすることもできます。内資と外資のメリットデメリットをよく考えて、更には退職金まで踏み込んで計算し、定年までの計算をラフでもいいからすべきです。私の場合、前職での昇給・昇進が「定年まで同様に続く」という理想的なあり得ない状態で計算し、退職金まで計算したところ、月額で3万5千円程度給与が上がるのであれば、退職金制度が無い会社であっても転職先として選んで良い(給与総収入がプラスになる)、という線引きをしてから応募先を決めていました。

何かの一助になればと思い書きました。ご清聴ありがとうございます。
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【2016/01/02 22:05】 | 仕事 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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