FC2ブログ
カンキョウモンダイ
 今日、某社の車のCMを見て思いました。ハイブリッドで、非常に環境によい、とのこと。実際、とても良い数字が提示される。しかしセダンで、3リッターで、燃費が従来の○倍、とか、不毛に感じる。本当に環境を考えるのなら小型車だけでもういいでしょう。
 
 結局、車の会社は、利益を追求するという企業としての最優先の使命、存在意義があるのだから、自然と矛盾した響きが出てくるわけですよね。だって、車に乗らないことが一番いいわけだから。

 前々から思ってきたことだけれど、「ついにタブーを破った」というような扱われ方で、新聞そのものについて糾弾した文章をネットだったと思いますが、先日読みました。要は環境問題も重要なテーマとして当然新聞各社も扱ってきているが、新聞という日刊で紙を消費する、先端を行く資源消費の権化は始めからその言動には矛盾がある、というような文章でした。またそこには、あまり素人は知らないような、部数を維持するために新聞社、販売店らが行うあこぎな手法も紹介されていて、面白く読みました。
 電子ペーパーのようなものの実用化が見えてきている今、新聞はどこへ行くのでしょうか。

 最近、石油価格の上昇からバイオ燃料への期待が急激に高まっています。新聞を読んで、関連記事のない日はない、くらいの注目度です。消費大国アメリカもついに重い腰を上げて取り組みを始め、そのバイオ燃料を確保するために争奪戦がおきているとか。またそのためにトウモロコシなどもともと食用として重要な役割を果たしている穀物が、まったく関係のなかった分野から買い付けを受けて価格が上昇、人間が食べるだけでない、家畜の飼料などにも、深刻な影響が出始めています。
 さらに、バイオ燃料を生み出すために木を伐採したり、バイオ燃料そのものを精製するのに燃料が必要、など問題が噴出しています。

 また飛びますが、すっかりおなじみになった「再生紙」ですが、てっきり環境によい、と思ってしまいますがどっこい、その再生紙を古紙から作り出すのに、大量の燃料を使用して、却って環境に悪い、とか。

 ペットボトルの回収率は、この10年の取り組みでずいぶん良くなっているそうです。しかし、生産量・消費量そのものが倍増しているので、ゴミの量としては増えまくっているとしか思えません。なんだかなぁ。

 家電もリサイクル法だかで金をとって、立派に運用されているようですが、最近良くニュースになっています。きちんと回収・リサイクルされず、第三国へ下取りに出されていると。


 言葉の響き・音と、内容はまったく別のものになりえます。外来語が新鮮に聞こえたり便利に使えるのは、その背後にある歴史的な背景などが一切感じられない、見えないからだと思いますが、環境問題も、それを考えている、取り組んでいるんだ、というだけで満足してしまっているような気がします。「カンキョウモンダイ」という音だけで、、。

 リサイクルだとか、環境によい、だとか聞こえのよい言葉ばかり見ていると、まったく違うことが同時に進行しているものなんですね。なかなか新しい視点でものを見るのは大変なことですが、日ごろから心がけて行く必要がある、と思います。そうでないと、テレビみたいな思考停止させてくるものに飲み込まれてしまいます。
 

 人気blogランキングへ
 
スポンサーサイト



テーマ:ひとりごとのようなもの - ジャンル:日記

【2007/08/31 02:09】 | 雑感 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
<<ペトルチアーニ | ホーム | 機知>>
コメント
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
http://kogumamonolog.blog107.fc2.com/tb.php/20-09176396
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |