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ハンマースホイ展
 今更、ハンマースホイ展に行って来ました。
 金曜は20時までやっているので、仕事を終えそそくさと上野へ。

 ハンマースホイ2

 夜の国立西洋美術館。実にいい雰囲気でありますが、この時期の銀杏のニオイがたまりません。どうにかなるもんでもないか、、。しかも昨日は全国的に記録的となった活発な前線の働きで雨と突風が吹き荒れたためまぁ落葉がぐっちゃぐっちゃと足を取る。鑑賞の記憶が行きと帰りの地面とニオイの記憶で挟まれました、、

 会場は、混雑、とまでは言わないまでもやはり仕事帰りに寄る人が多いという印象。少しまたないと各絵が見えない。それでも週末よりはいいのかなぁ。

 絵は室内画、人のいる室内画、風景画、など分類され展示されていました。私もこの展覧会に関連して作家を知ったためにどうしても室内画にばかり関心が行ってしまった。

 白い扉、あるいは開いた扉
 一番好きな、『白い扉、あるいは開いた扉』

 
 展示の方法のせいか、室内画(特に人気だったと思う)については、ミニマルミュージックのような眩暈の感覚が襲った。まったく同じ部屋の絵に違う銅版画、同じテーブルクロスに脚の本数の違うテーブル、コインコレクターの座る部屋とコインコレクターのいない部屋、少しづつ変化しながらひたすら無機質な部屋が続く。ハンマースホイは何が描きたかったのだろうかという問いは、誰でも考えることであろうが、残念ながら絵の中にドラマは一切描きこまれない(読み取れない?)。わずかに人が何かをしていても、やはり表情がなくまるで部屋の一部の様。

 そのうちに、一枚一枚の絵は、家が見せる表情の様に思えてきた。目を離してまた見ると、風景が変わっている。ポルターガイストみたい?な。

 おそらくだけれど、日本人好みする画家なんではないだろうかとふと思った。シンプルな、空間を使いこんだ絵。美意識なんていうと偉そうですけども。画集もおいそれとはないみたいで、これから本格的に紹介というか、目にする機会も増えていってほしいと願望。

 だから、展覧会の画集をよほど買わねばと思いながら入ったのだけど、途中のソファにあった見本をみて、買う気が失せてしまった。このことは次回整理して書こうと思う。
 
 明日の12月7日、日曜まで。
 

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テーマ:絵画・美術 - ジャンル:学問・文化・芸術

【2008/12/06 12:27】 | 芸術一般 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
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コメント
はじめまして。

 金曜夜の国立西洋美術館、とても良い感じですね。一度行ってみたいのだけれど、何しろ在京ではないのでなかなかチャンスに恵まれません。

 ハンマースホイも期待どおり、とっても良かったです。日本人好みする画家なのでは?というのはこぐまさんと同じ感想でした。

 ここの記事はいろいろ共感させられる部分が多く、楽しく拝見させてもらいました。ありがとうございました。

 
【2008/12/06 22:38】 URL | ゴマ #rB5t.UAI[ 編集] | page top↑
ゴマさん、はじめまして。

 まずコメントを頂きましてありがとうございます!知人にも知らせずひっそりと書いているものでこうしてコメントをいただけるととっても嬉しいです。

 同様の感想をお持ちだとのことで、あまり絵画鑑賞の経験が少ない私には自信になります。

 また、遊びに来てくださいね!
【2008/12/07 00:24】 URL | #-[ 編集] | page top↑
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