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原因でなく結果を
 11月27日の朝日から。
 『受験生より卒業生で見よ』というタイトルのテンプル大学ジャパンキャンパス学長の記事。昨今の少子化による大学経営を取り巻く環境悪化に鋭い意見を述べられている。

 いや、鋭いと思うのは、わたしのようなものこそ学長氏の批判する日本の大学システムの中にいた最たる人間だからこそだと思う。

 以下引用。
 『(中略)それを見極める方法が小論文や面接試験だが、最終的な決め手のひとつは「この学生は4年間で卒業できるかどうか」であろう
 (中略)米国では、授業料という投資に見合った能力を一定期間内に身につけさせ、卒業させることが大学の責務とされている。「受験生の質」ではなく「卒業生の質」で判断される、と言い換えてもよい。
 (中略)卒業という目標を達成するのは学生の自己責任でもある。そうした責任をまっとうできるのが「質の高い学生」ともいえる。したがって、落第点を繰り返す学生を退学処分にするのは当たり前である。日本で、学業不振を理由に退学させられる学生がどれだけいるだろうか(後略)』

 引用終わり。

 残念ながら、私の卒業した大学と、自分自身には上記の様なポリシーはなかったと言わざるを得ない。日本の多くの資格も、一度取ればその後更新などという概念はない。入学時に優秀な人物を集め、偏差値を上げて、大学の優秀さを示す一つのバロメータとして成り立っている日本の大学は、確かに外部から見てその後の学業の優秀さを見る機会に圧倒的に乏しいことに今更気付く。一部理系の研究室などが発表の場を得やすい位だと思う。 

 犯罪者を国の恥、として排除を求めたのに対して、犯罪を見ればその国(の問題点や程度の低さ)がわかる、と言ったのは誰だったかしら(本当に忘れた、、)。ちょっと違う話だけれど、何となく思い出した。
 考えて見れば当たり前の話に目ウロコになるのだから、それだけ先入観というか原因と結果を正当に評価できていないのだな、と実感した次第。



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