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上海カルテット@紀尾井ホール
 17日、紀尾井ホールにて上海カルテットを聴いてきました。“秋に聴く極上のブラームス”というタイトルどおり、ブラームス尽くしのコンサート。弦楽四重奏曲、五重奏曲、六重奏曲のそれぞれ二番を一夜で。
 ゲストの今井信子(Va)、原田禎夫(Vc)の組み合わせは、2006年にやはり上記編成の曲の全て一番を一度に演奏していた様で、その続きの様な位置づけであるようでした。

 室内楽にはほとんど知識のない小生ですが、いやぁ、それでも素晴らしかったと言える。あの弦が交じり合う響き。ホールのせいもあろうが、音程がピタっとはまった時のハーモニーはエクスタシーに近い。CDで聴く音と生の音は全く比べ物にならないと常々思うが、室内楽の方がその差は顕著に出ると初めて知った。百聞は一見に如かず。

 ステージから四列目、若干見上げる位置になりもう少し後ろがより良さそうだったがどの音もバランス良く聞こえた。一番期待したのはセクステットだけれど、完成度が一番だと思ったのはクインテット。チェロの勇壮なメロディーが煌びやかな伴奏に乗って洪水のように降り注ぐ。今井さんは支えに徹していたようだけれど、もう一つ音量があっても良かったと思うのは気のせいか。しかし原田御大の存在感は圧倒的であった。ツァヴァラスさんとのチェロ同士のピチカートの掛け合い(六重奏)を面白く聴けた。高と低という役割分担であろうけれど同じ楽器であすこまで表情が変えられるなんて。

 ビギナー(自分のことだった)はブラームスはシンフォニーだと言うだろうけれど、聴き進めると、ブラームスの特質とは室内楽にあるのだと痛感する。いや、こんな響きを室内楽で出せるのはブラームスだけ、という方が正しいのか。
 ところでNHKのカメラが入っていました。どうやら11月27日に放送予定があるようです。詳細、早く決まらないかな、、。でも55分じゃどうするんだろう?六重奏一曲か、四重奏と五重奏二曲か、。
  http://www.nhk.or.jp/bsclassic/hvcc/index.html

 前にも書いたのですが、六重奏の決定盤はコレ!だと思う。アマデウス&アルバン・ベルクQの合同。
 


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テーマ:クラシック - ジャンル:音楽

【2008/10/19 00:46】 | 音楽 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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